かわの活動記録

2014.05.07

水素燃料実用化への取組みを視察しました。

5月7日、世界初の水素基地となる建設計画が川崎市内にあります。その世界に先駆けて開発した千代田化工建設株式会社の脱水素触媒「SPERA触媒」のデモプラントを視察してきました。

燃やしても二酸化炭素を排出しない水素燃料は、夢のエネルギー源と言われています。


水素エネルギーは化石燃料や原子力など全ての1次エネルギーから製造(変換)出来、利用時に水に変化する究極的な2次エネルギーです。

千代田化工建設株式会社の特徴は、水素の常識を覆す2つの技術。
1つ目は常温、常圧で水素を運べる技術。
2つ目はメチルシクロヘキサンから水素を取り出す技術。

この技術を使う水素基地建設により、周辺のコンビナートに水素を供給し、数万キロワット級の水素を混ぜたガス火力発電所も併設。燃料電池車に水素を充填する水素ステーションへの供給も視野に入れておられます。

川崎市も包括協定を結び、支援しています。

早期の実用化に期待します。

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