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2016年夏 かわの忠正ニュース59号

平成28年第2回定例会


 かわの忠正議員6月20日、一般質問に立ち、市営住宅に若年層の入居促進、川崎駅西口周辺の総合整備(交通環境の改善、回遊性の強化)を取り上げました。

 かわの忠正議員は、市営住宅の高齢化が著しい状況から、防犯・防災面やまた自治やコミュニティの面に支障が出ている点を指摘しました。その打開策として「定期借家権の住居※を設定し、バランスの取れた入居者年齢構成の構築に向け、一定割合で若年層が入居する仕組みを考えるべき」と主張しました。

 まちづくり局長は「市営住宅入居者のうち、60歳以上が占める割合は54%となっている。これまで若年世帯向けの申し込み区分を新たに設けてきたが、今後、定期借家制度を含め、更なる若年世帯の入居促進に資する仕組みを検討する」と答弁しました。

※定期借家制度:子育て中の一定期間のみ公営住宅に居住することを可能とする制度。

神奈川新聞 平成28年6月21日付

 かわの忠正議員は、「川崎駅周辺総合整備計画」について、西口の対策拡充を訴え、「自転車通行安全性の向上」「駐輪対策」「多摩川に桜並木整備」について取り上げました。

自転車通行安全性の向上

 この総合整備計画において「自転車通行安全性の向上」への取組みは、川崎駅東口だけが対象で計画されていることを指摘し、西口の対策拡充を強く求めました。建設緑政局長は「自転車環境整備実施計画」において幸区内6か所、そのうち西口周辺では2か所選定した。下平間と戸手本町の2か所は車道における自転車の通行位置、進行方向を示す路面標示を実施した。その他の個所については、本年度から2か年を目途に整備を推進する」と答弁しました。

 また、ラゾーナ西側(市道中幸町8号線:シンフォニーホール前交差点から中幸町3丁目交差点)の歩道については、「今後交通管理者(警察署)などと協議し、自転車マークの大きさや設置位置等、視認性向上に向けた通行位置の表示方法について検討していく」ことになりました。

自転車レーンと歩行者レーンの識別がわかりずらい状態

駐輪対策

 川崎駅西口周辺の駐輪場の稼働状況、違法駐輪対策を取り上げ、対策を質しました。 
 建設緑政局長は「放置自転車の状況は、平日30台、休日74台。駐輪場の利用状況は平日71%、休日68%であり西口全体は充足している。しかし、市営駐輪場は利用率が100%を超えているので、収容台数を62台増強する工事を行っている。公道上にはみ出している自転車については指導を実施していく」と答弁しました。

多摩川に桜並木整備

 「多摩川の自然を活かしたまちづくり」について、短期・中期の取組みと桜並木の整備について取り上げました。まちづくり局長は「まちと水辺空間の回遊性・連続性の向上を図り、多摩川を身近に感じられる憩いの空間と多摩川への人の流れの創出に向け検討する」、建設緑政局長は「桜並木の整備について、国土交通省と協議・調整を進める」と答弁しました。

多摩川堤防に手摺り設置

堤防から河川敷への階段が老朽化し、手摺りもないことから、階段の補修と手摺り設置をしました。
(古市場ポンプ場から河川敷に降りる付近)

交差点の安全対策

見通しの悪い狭い交差点に看板を3か所、一時停止注意喚起表示を設置しました。
(南幸町3丁目79-3付近)

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