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2016年春 かわの忠正ニュース57号
平成27年第5回定例会 一般質問
- 市税収入の向上策(クレジットによる納付)
- 証明書のコンビニ交付
- 川崎駅西口地区の安全対策(バリアフリー強化と街路照明の改善)
- 区役所機能の強化
かわの忠正議員は、市税収入向上策について、クレジットによる納付制度を取り上げました。商品券との交換やキャッシュバックなどで還元されるポイントが付くため市民からの要望があるので「市民の利便性向上と市税収入確保の面から導入すべき」と訴えました。
財政局長は「キャッシュレスで電子的に納税する市税のクレジット納付は、納税者の利便性に繋がり、市税収入の確保に資すると考えられるので、導入に向けて検討する」と答弁しました。
かわの忠正議員が平成22年から議会で7回取り上げ導入を求めてきた住民票の写しや印鑑登録証明書などの各種証明書の発行が、主要コンビニ8社の全国の店舗で、本年1月末までにシステムが稼働されることになりました。マイナンバー制度の個人番号カードにより、利用出来ます。
かわの忠正議員は、高齢者にもわかりやすく効果的な広報、普及、システムの準備状況を質問しました。
市民こども局長は「市政だよりやホームページの他、ポスター、チラシを役所、市バス、駅舎などに掲示する。広報映像を作りJR南武線車内などで流す。システム稼動の1月末までにこれらのサービスを開始する」と答弁しました。
かわの忠正議員が平成26年3月議会から求めてきた川崎駅周辺の安全対策強化について取り上げました。「川崎駅西口周辺を、市バリアフリー基本構想の中の重点整備地区に加えて、道路照明をさらに明るくし、バリアフリーの強化を図るなど、安全に通行できるよう改善すべき」と質問しました。まちづくり局長は「バリアフリー基本構想は平成27年内に改定し、重点整備地区に位置づける」、建設緑政局長は「市道中幸町8号線(ラゾーナ西側の道路:ミューザシンフォニーホール前交差点から中幸町3丁目交差点までの区間)の道路照明は、既存照明12基を110ワットから180ワットに引き上げ、更に3基増設する。27年度内に完成する」と答弁しました。
※重点整備地区:段差解消などバリアフリー対策を重点的に整備していく地区
平成27年11月「区役所改革の基本方針素案」が発表されました。その中で今後区役所が積極的に地域へ出向き、地域課題の解決に当たることが示されました。かわの忠正議員は、これまでの地域課題について、今後どのように解決に向けた取り組みを行うのか、質問しました。
古市場2丁目など区境地域は、幸区古市場2丁目の児童が最寄りの中原区下河原小学校に通学している例を挙げ、学区が区をまたぐ区境地域は避難所設置・運営や防災備蓄など両区へ手続きが必要となることを指摘。窓口を1本化する配慮が必要と求めました。教育長は「通学区域が区をまたがって設定されている小中学校は、川崎区を除く6区に存在し、19校ある」事が明かされ、このような地域への配慮について総務局長は「窓口となる区が関係する区と一体となって対応する(窓口を1本化する)」と答弁しました。
区役所改革基本方針案の中で「地域課題の掌握」について。多摩川沿いの地域(古市場、古市場1丁目、古市場2丁目、東古市場、小向、小向仲野町)は鹿島田駅や幸区役所への交通が不便であることを指摘し、改善を求めました。
幸区長は「課題の一つとして認識しているので地域の皆様のご意見を頂きながら関係局とも連携を図っていく。区民アンケート調査を実施する際、区役所までの交通手段について調査項目として検討していく」と答弁しました。
地域の課題の中で本庁(局)との調整が必要となる区内の課題について。市民の相談窓口は局か区役所かを明確にし、1本化するよう質問しました。市民・子ども局長は「まずは区役所に御相談頂き、区役所は区役所自らの対応をはじめ、所管部署に的確につないでいく」と答弁しました。
かわの忠正議員の代表質問ダイジェスト 平成27年12月7日
かわの忠正議員 :財政的な目標値が不明確。明確に示せ!
市長 :財政的な数値目標を示すことは難しい。
かわの忠正議員 :空き家中古住宅は行政が業界・団体と協力し流通を推進すべき!
局長 :相談窓口の拡充など積極的に流通促進に努める。
かわの忠正議員 :今後のスケジュールを示せ!
局長 :中部と北部給食センターはH29年12月に実施予定。センター方式以外はH29年1月実施予定。
かわの忠正議員 :青少年雇用促進法の充実した対応を!
局長 :「地域若者ステーション」を中心に川崎の地域の実情に合わせた支援充実に取り組む。
かわの忠正議員 :医療機器に承認された市内施設に利用促進を図れ!
局長 :「(仮称ウエルフェアイノベーション)連携・推進センター※」での導入に向け検討する。
※川崎区