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2022年冬 かわの忠正ニュース82号

令和4年第4回定例会決算審査特別委員会質問

 かわの忠正議員は9月26日、29日決算審査特別委員会環境分科会において、令和3年度の予算執行状況を確認し、来年度への取組みについて環境委員会が所管している局に対し、以下6点を質問しました。

  1. 水道・下水道管路の耐震化促進
  2. 燃料電池車の普及促進
  3. 市バス運行の安全性向上
  4. 市バス運行情報の利便性向上
  5. 生ごみの減量化推進
  6. 港湾機能強化策

 

 かわの忠正議員は、災害発生時の重要なライフラインである水道、下水道の管路の耐震化推進を訴えました。特に、避難所となる小学校や社会福祉施設等への重要な管路の耐震化の進捗状況と今後の取組みを質問しました。

 上下水道局は「水道管は、小学校や重要な医療機関へのルートや、老朽化した管路を重要な管路とし、優先的に耐震化を進め、令和3年度末は対象784kmの96.2%が終了した。今後残りの約30kmを令和4年度末までに、耐震化完了に向けて推進する。今後、新たに進める重要施設に入所型社会福祉施設等を検討する」「下水管は、川崎駅以南の重要な管きょは令和3年度に完了し、川崎駅以北は令和8年度末までに耐震化を完了とする目標。着実に推進する。社会福祉施設等は、令和9年度以降に対象管路を精査し、対応を検討する」と答弁しました。

 かわの忠正議員は、全力で脱炭素化に取組むべきと主張し、燃料電池自動車と水素ステーションの普及促進策を質問しました。

 環境局は「令和3年3月末時点で市内に45台の燃料電池車が登録されている。水素ステーションは、市内では3基稼働開始している。昨年度電動車の普及に向け、取得後一定期間の税額をゼロとする固定資産税の減免措置を創設し、今年度から適用している。今後、水素ステーションの設置促進に向け、取組んでいく」と答弁しました。

 かわの忠正議員は、市バス利用者にとって到着予定時刻の情報を得やすくするよう利便性向上を求めました。市バスナビの利用率は、1日乗車数が約11万人のところ、アクセス数は約12,000人、1割強という実態を指摘し、「市民サービス向上に向け、アクセス方法を改善し、利用促進に取組むべき」と主張しました。

 交通局は「令和3年度はバスの位置情報の取得が従前最大5分間隔であったものを最大1分間隔となるよう精度を高めた。これまで市バスナビの運行情報にアクセスしやすいよう2次元バーコードを全停留所の掲示等に取組んだ。今後、的確かつスピーディに情報提供できるよう、技術の進展やお客様のニーズなどを踏まえ、利便性向上に取組む」と答弁しました。

 かわの忠正議員は、令和3年度の有責事故発生件数が目標に達成できなかった事を指摘し、運転技術の向上や接遇面の向上に向けた取組を質問しました。

 交通局は「事故防止研修運転手実技研修等を実施してきた。危険予測や危険回避能力の向上が課題なので、ヒヤリハット情報の共有促進や、事故映像視聴等により技能向上に取組む。(運転中の加速減速等を記録する)デジタルタコグラフを試行的に活用してきたので、今後、本格的な活用に向けた検討を進める」と答弁しました。

 かわの忠正議員は、生ごみの減量化促進に向け、令和3年度の生ごみ処理機の購入費助成制度を家庭系に加え事業系の生ごみ処理機にも導入を促しました。

 環境局は「市の施設では、実証実験を実施した。事業系の生ごみの減量化も重要と考えている。他都市の(助成制度導入の)情報を収集し生ごみ処理機の設置可能性を調査する」と答弁しました。

 かわの忠正議員は、市内の有力な物流拠点である川崎港湾の機能強化に向け、課題となっている放置車両対策の強化と、コンテナ輸送に必要な置場の確保策を質問しました。
 港湾局は「警告文の貼付や、バリケードや監視カメラの設置により大幅に減少した。放置車両の状況分析を行い、効果的な対策を実施する。駐車スペースに余裕がある待機所へ二次元コードにより誘導を図るなど取組んでいく」と答弁しました。

横断歩道付近の視界を遮る植栽を剪定(「古市場第6児童公園」交差点付近2か所)
生活道路の陥没を補修(古市場2丁目124付近)
信号の視界確保に樹木剪定(戸手4-6-2交差点)

かわの実績


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