かわの忠正の日頃の活動をニュースでお知らせしています。

PDF版&過去のニュースはこちらから>>>

発言を中継録画でご覧になれます。

2025年冬 かわの忠正ニュース92号

令和7年 決算審査特別委員会文教分科会

質問をするかわの忠正議員

 かわの忠正議員は、令和7年9月25日の決算審査特別委員会文教分科会において

  1. 文化財保護費における埋蔵文化財の保管状況
  2. 働き方改革、人事管理運営事業
  3. 学校図書室への新聞配備状況及び新聞を活用した学習の環境整備
  4. 防犯灯ESCO事業の執行状況
  5. 保育所運営委託費の監査内容
  6. 「一時保育事業」、「こども誰でも通園制度」及び「ふれあい子育てサポート事業」におけるオンライン予約並びに支払いのキャッシュレス化への取組

    の6点を質問しました。


※中継録画でもご覧いただけます


    旧南河原町保育園保管物移転後の用地は地域の方々へ丁寧に説明

 かわの忠正議員は、旧南河原保育園に保管している埋蔵文化財は約7,000箱があり、適正な保管をするために早く移設をするよう求め、また移設後の用地の利用については、地元自治会連合会の方々へ丁寧に説明を行い、意見を聞くべきと訴えました。
 教育委員会は、「保管している施設は満杯状態であり、適正かつ効率的な整理や保管が困難な状況である」「移転、その後の保管、活用については、関係局と調整を進めている」「移設後の用地のあり方については、関係局と調整を進めている」。「進捗に合わせて、地域の方々へ丁寧に説明をしていく」と答弁しました。


 
かわの忠正議員は、教員不足の事態改善へ、若い世代の意見の収集と反映を取り上げました。
 今年度の「第3次教職員の働き方改革、仕事の進め方改革の方針案」の策定に、若い世代の意見の反映を求めました。

 教育委員会は「令和6年度の勤務実態調査では校長、副校長、教務主任と意見交換会を実施した。多岐にわたるアイデアを出し、4つの方向性を分類した。今後、業務改善などの取り組みを全市に展開して、教員の働きやすい環境づくりに向けて検討を進める」「若手教員の意見収集は、3年目教員研修や2校目異動者研修の中で約500名に聞いていく。今後も若手教員の意見を取り入れる機会を設けていく」と答弁しました。
 教育長は、「若い世代の意見を聞くことは重要。校長在任中は、若手教員との対話により把握した課題を教育委員会に伝え、対応方針を若手教員にフィードバックするなど、若い世代の意見が反映されるよう努めてきた。様々な機械を活用し、直接若手教員の意見に触れる機会を設けていく」と約しました。

 かわの忠正議員は、新聞を教材として活用し学習を行う環境を整備するため、学校図書館に文部科学省の通知に沿った新聞配備を求めました。

 文部科学省では、小学校に2紙、中学校は3紙、高校では5紙の配備と示しています。教育委員会は「令和6年度時点で目安に達している学校数は、小学校で114校中51校、中学校52校中26校、高校は全日制5校中4校、定時制は4校中3校となっている。」「(新聞購入の方法の)一括購入は指定都市20都市中8都市が導入している。学校事務の負担軽減につながるので、一括購入の導入について検討している。現在、契約手法について関係局と調整している」と答弁しました。

 かわの忠正議員は、市が防犯灯を設置するESCO事業について、既設専用柱の老朽化による維持管理費や電気料金の高騰などにより、事業を継続するための取組みを取り上げました。市民文化局は「事業費は、維持管理事業を開始した平成29年度と比較し年平均で約5,273万円増加している」「委託料は人件費や物価高騰により電気料金の削減効果は減少傾向になっている」「令和9年度以降の次期事業はそれらを踏まえながら民間活力の活用など様々な手法を視野に入れ、検討する」と答弁しました。

 かわの忠正議員は、保育所運営委託費に組織的な不正請求があった事件を取り上げ、大切な市民の税金の適正かつ公正な執行のため、監査の適正化、再発防止策を質問しました。
 こどもみらい局は「令和元年度から合計で2,596万円余の不正請求があった。今後、実地検査での確認を強化する」「法人には不正請求額、遅延損害金を請求し、定期的・重点的に確認していく。詐欺罪での告訴を検討しており警察に相談している」「再発防止に向け、監査の精度を高め、効果的な監査になるよう手法の見直しを検討する」と答弁しました。

 かわの忠正議員は、申し込み手続きはオンライン予約で、支払いはキャッシュレスが可能となるよう、事務のDX推進を訴えました。

 こども未来局は「一時保育のオンライン予約は令和8年1月実施に向け、準備を進めている。ふれあいサポート事業の業務効率向上は、オンライン化も含め検討していく。キャッシュレス決済の活用など、広報内容の充実を図る」と答弁し、推進されました。

河原町団地、2号棟隣接の凹んだ路面を補修

かわの実績

ページの先頭へ